2018年 7月 20日 (金)

いやあ、濵ちゃん検事若々しいね!付いていけない内田有紀

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<検事・鬼島平八郎(テレビ朝日系金曜夜9時)>濵田雅功が9年ぶりに連続ドラマの主役をやるというので、頑張ってるかなと気になって見ました。たしかに濵ちゃんの芝居は若々しくて、とても44歳のポンコツ検事には見えませんでした。でも、それがアダになっていませんかねえ。原作が劇画なので、話が検察っぽくなくて、濵ちゃんがやたら動き回るのはいいとしても、相手役の内田有紀、上司役の松重豊はじめ周囲が地味で存在感がないためか、リズムがうまくかみ合っていないのです。濵ちゃん検事の正義感が上っ滑りしている印象になっちゃってるんですね。

ビートたけし、古谷一行、松方弘樹ちゃんと使え

   濵田の鬼島は中学卒業後さまざまな職を転々として、姉の死をきっかけに一念発起して41歳で司法試験に合格。どこにあるのか、伊智地方検察庁に配属されてきた新人検事で、「法律」よりも自分の「庶民感覚」を信じて「司法の常識」を無視した捜査に飛び出すという役どころです。それを、内田のエリート検事や松重の上司が危なっかしく見ていたり、抑えにかかったりというわけですが、鬼島・濵ちゃんの八方破れの行動ばかりが目立って、彼らが何をやっているのかよくわからない。つまり、役としての重みをまったく演じられていないということ。あんな連中じゃ若々しい濵ちゃん検事を抑えられるわけないよなと、初めからそんな感じを持ってしまうんです。

   そうなるともういけません。ドラマの肝心の軸がグラグラでは、話の展開に説得力がなくなるし、ドラマとしての厚みもなくなってしまいます。それを補強するためでしょうか、ビートたけし、古谷一行、松方弘樹などが登場するのですが、ワンシーンなんですね。せっかく大物を使うなら、もう少し話の本筋にからませろよ、からませればもっと大きなドラマになっていくのにとイライラしっぱなしですよ。まあ、シャレのつもりかもしれませんが、おためこかしに見えちゃう。まどろっこしいドラマですよ。

   制作は大阪のABCなのですが、本来ABCはもっと力のある局なのに、キャスティングで失敗しています。まあ、濵田のギャラが高いとしても、もうちょっと他にも予算を回してなんとかならなかったんでしょうかね。テレビ朝日が協力すればいいんですが、これがまたあまり仲がよろしくない。番宣なんかも冷たいですもんね。せっかく濵田を9年ぶりに使いながらもったいない話です。

   ただ、笑っちゃうセリフがありました。たけしの謎の男がこんなこと言うんだね。

「検察が正義? 笑わせんな」

   証拠改ざん不祥事のタイミングにピタリ!

      ABC  にしては小ネタで  お茶濁し
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