2018年 7月 19日 (木)

もらい泣きもできない女子会トーク「恋話涙歌」

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ニューカマーズ(フジテレビ系金曜深夜1時35分)>各ジャンルの「新しい才能」を「新しいディレクター」が週替わりで見せていく番組だ。ドラマでもお笑いでも音楽でも何でもあり。11月6日(2010年)は「深夜の女子会・秋?聞いてよ私の涙歌?」というものだった。

   出演は久本雅美、田丸麻紀、優木まおみ、舟山久美子、高橋みゆきら。経歴も年齢もバラバラの『女子6人』が、高層ビルの一室で泣ける歌とそのエピソードを話すという内容で、番組紹介サイトには「独身女性が切なくなる思い出の恋話それにまつわる歌を紹介し曲を聴きだすと泣き泣きのガールズトーク」とある。

何やってるんだろ…この人たち

   ところが、実際に恋話をしていたのは3人。あとは駆け出し時代の辛かった思い出や亡くなった身内の話で、なんだかヘン。それでいながら、話の間も歌が流れている間も、ガールズ達はやたらに悲しそうな辛そうな表情をするばかりで、視聴者はずっとそれに付き合わなければならない。はっきりいって、うっとうしくなってしまうのだ。

   映像的にも工夫がなさ過ぎた。彼女たちは無粋な四角いテーブルを囲んでただ座っているだけという変哲のなさ。たとえば、ソファやカーペット、クッションなど、「女子」っぽい部屋を設定して、バラバラに色々な座り方をして話させ聞かせれば、もっとリアリティが出たと思うのだけれど…。あるいは、歌に合わせて思い出の写真を出したり、アーティストのPVを流したりしたらいいのにとも思いましたね。

   とにかく、終始暗いばっかりで、それぞれのエピソードにみんなで「わかる~」と相槌を打ち、たっぷり1曲分の歌の後も「う~ん」と頷き合う。それが6人分だから長い。こちらは全然一緒に泣けない。だんだん、この人たち何やってるんだろと不思議なものを見せられている感じに。

   最後に久本が母への想いを語ったときに全員が大号泣して良い雰囲気で終われたのだが、それは「母」という一番共感できるエピソードであったからで、恋話じゃないでしょ。 歌の思い出は人それぞれだし、人間が泣くのは悲しいときだけではない。うれしくて泣けるときだってある。もっと視聴者も「参加」できる女子会にしてほしかった。

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