APEC一番目立っていたのは…菅伸子夫人のもてなし

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「菅政権のなかでたったひとり優れた人は、落ち着いたもてなし方の伸子夫人(菅首相夫人)だったと思う」

   「朝ズバッ!」が取り上げたAPEC の成果で、外交ジャーナリストの手嶋龍一が、伸子夫人を引き合いに菅政権の外交をこき下ろした。

   菅政権発足後、初めての外交の檜舞台。菅首相は首脳会談の成果について、「それぞれ意味深い会談でありました。中国とは戦略的互恵関係の発展について、ロシアとは領土問題に解決と経済協力について…」と自画自賛した。

   しかし、取材した外人記者は「健闘したとは思いますが、大きな成果はありませんでした。がっかりです」(アメリカ人記者)と厳しい評価。

プレゼンス増すチャンスだったが

   TBS解説室長の杉尾秀哉が「今回はっきりしたのは、TPP (環太平洋パートナーシップ協定)をめぐり、主導しようとするアメリカと中国のもの凄いせめぎ合いのなかで、日本がどの方向に向かっていくのかかなり埋没してしまった」

日本は米中に埋没

   さらに、手嶋は「こういう時こそ、日本の外交力を発揮すれば存分にプレゼンスを増すことができたのに、日中首脳会談に多大な犠牲を払ってしまった」とする。

   国際金融アナリストの末吉竹二郎は次のように語った。

「集まった21か国のGDP(国内総生産)は32兆ドルでEUの倍ある。世界最大の経済圏で、こらからもっと大きくなる。
   経済の中心は太平洋にあり、大変重要ですよ。日中問題を進めるにも、日本の言い分を理解し世界に広めてくれる仲間をどれだけ増やせるか、APECの仲間は大切だ」

   では、日中首脳会談、通訳入れてわずか20分間の中身はどうだったのか。尖閣諸島は我が国固有の領土であることを伝えたというが、外交上の配慮からその中身は明らかにされていない。会談冒頭のあいさつで、菅首相がうつむきながらメモを見て話す姿に覇気のなさを感じた国民は多いのではないか。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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