2024年 3月 29日 (金)

海老蔵暴行の26歳 六本木で「サクセスアウトロー」と呼ばれる男たち

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   酒に酔ってトラブルに巻き込まれて大けがした歌舞伎俳優、市川海老蔵。その市川を殴り約6週間のけがをさせたとして杉並区の26歳の男に逮捕状が出た。海老蔵はいったい、どんな男に、なぜ殴られたのか。スパモニはあるフリーライターに六本木の夜の事情を聞いた。

不良や非行少年のOB組織

   海老蔵が飲み歩いた六本木界隈には、不良や非行に走った者たちのOB組織があり、成人してからも人脈を維持しているという。先輩後輩を通じて、強い情報力と動員力をもち、ビジネスでも協力し合い、一部には成功した者もいて、「サクセスアウトロー」と呼ばれている。

   界隈でセレブとして遊んでいると、必ず「友達の友達」という形でかかわってきて、彼らと無関係に遊ぶということは不可能なぐらい根を張っているという。そして、「不良の世界では、先輩がなめられたら腕力のある後輩が出ていく」ということが一般的にあるので、今回の事件もこうしたグループや風潮と無関係ではないとみている。

   今後の捜査について、コメンテーターで弁護士の大澤孝征はこう話す。

「被害者が著名人で、顔が看板の歌舞伎役者が重傷を負ったこと、また背後のグループの存在も気になるので、起訴に向けて捜査している」

   作家の落合恵子が「海老蔵さんは舞台姿が美しく、声も見事。天性のスター。自らを律することを心がけてほしい」と言えば、大澤も「私も歌舞伎が好きなんで。まあ、痛い目をしたのだから、これをいい薬に頑張ってほしい」と注文を付けた。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中