「日本は解決能力ないのに台なしにする」米外交機密文書で暴露

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   オバマ政権の機密情報が次々と流出、世界を唖然、茫然とさせている問題を「朝ズバッ!」が取り上げた。内部告発情報をインターネット上で暴露している「ウィキリークス」。入手した米外交機密文書25万点の一部を28日(2010年11月)から続々公開している。

   イギリスのガーディアン紙によると、公開された一部は、各国の米大使館から本国の国務省に送られた各国首脳に関する情報。北朝鮮・金正日総書記は「肉のたるんだ老人」、イタリアのベルルスコーニ首相は「無能で空っぽ」、リビアのカダフィ大佐は「官能的なウクライナの看護師がいないと旅行もできない」と散々だ。

   さて、この程度の内容が機密に当たるのかどうか。元外交官の小池政行が次のように答えた。

「(大使が)最高首脳に会えるのは年に1、2回。一国の元首がどんな感じの人間でどういう性格かを、アメリカ大使がどう見たかというのが『秘』なんですよ。私に言わせると、極秘に限りなく近い電報が出てしまっている」

   もっとも、各国首脳の人物評価ばかりではない。たとえば、北朝鮮に関して、中国の外務次官が米政府関係者に語った本音も次のように赤裸々に暴露されている。

「北朝鮮は米国と直接交渉をしたいがために、大人の気を引こうとする駄々っ子のように振舞っている」

   また、中国の外交当局者が6か国協議再開に向けた日本の姿勢について、米臨時代理大使に対し「拉致問題に固執する日本は、問題を解決する力はないのに台なしにする力だけはある」と酷評していたことも明らかになった。

精査するとシビアな問題が

   スタジオでは早野透(元朝日新聞政治部記者)がこう話す。

「外交官って、パーティーでワイン飲みながら実はこんなことを言い合っているんですよ。バレたのは本音なんじゃないの。機密とは思えないんですけど。ただ、イラク銃撃シーンとかの内部告発はジャーナリズムの仕事だと思う」

   若狭勝(元東京地検特捜部副部長)は「このあとも、もっといっぱいあるんだと思う。そちらの方に波及することに、(当局は)非常に神経質になっているのでは」と見る。

   川戸恵子(日本選挙学会理事)も呼応して「今、メディアは面白がって面白いところを出しているけど、もっと精査するとシビアな問題があると思う」

   個人的中傷で度を越すのは問題があるとしても、影響の大きさによっては、間違いを是正するために内部告発で世界中に知らしめたほうが良いことも多い。

文   モンブラン
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