「TBSにありがち」 探検番組で再認識した弱点

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スパモク!!(TBS系木曜19時)>主に首都圏の取材不可区域にTVカメラをなんとかして入れて探検を……という番組でした。司会は草野仁。シンプルなしゃべりでしたね。

   訪れたのは、羽田空港や動物移送現場、地下貯水池など。羽田では、ベルトコンベアーの荷物仕分けの裏側や鳥害防止のための空砲を撃つ担当者を紹介しました。ほかに、トレーラーを使ってのキリン移動作戦や、カツオを生きたまま水族館へ運ぶ舞台裏の映像もありました。

「映像を詰め込んだだけ」

   貯水池では、はじめは担当者に断られながら結局はOKが出て潜って撮っていました。いずれも取材は大変だったと思います。スタッフにはご苦労さんと言いたいです。

   しかし、「見せ方」という点では、ただ映像を詰め込んだだけ、という印象で感心できませんでした。TBSにはありがちですが、映像を揃えて視聴者にどうだっ!と投げるだけで、面白く料理する、という苦労の跡が見えません。「いい映像、意味のある内容」なら、面白さなど二の次、笑えなくても良いとでも言うのでしょうか、どうにも頭でっかちな番組になってしまいました。

   司会も映像紹介を次々やるだけで、ろくな感想も出て来ない。「ドキュメンタリー風にやっているのだ」ということかもしれません。が、その割にはタンカー製造の話に映画「宇宙戦艦ヤマト」のCMを兼ねた展開が入ってきたり、貯水池にもぐる許可を現場で得るくだりがどうにも不自然だったりといったことも目につきました。これは想像で話しているだけですが、貯水池に潜って撮影する許可は、事前に役所に書類を提出するなどの準備が必要で、現場で役所担当者が即決許可するのは難しいのではないでしょうか。調べたわけではありませんが。

   それに、面白い映像も確かにありましたが、どこかよその番組で見たなあ、というのもあり、ネタ選びとしても中途半端だったようです。素材は素材として、それをどう料理するか、どうひねるか、というところを見せてほしいものです。

      すし詰めの 探検ぶりに 目が回り

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