政権交代から3か月―迷走目立ち始めた鳩山政権の去年暮

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   <1年前のワイドショー通信簿>政権交代の熱狂から3か月、その間に「事業仕分け」などのイベントもあったが、鳩山民主党政権の危なっかしさが目立つようになってきたのが昨年暮れだった。ワイドショーも「何かが始まるはず」という期待から、「本当にだいじょうぶか」というニュアンスに微妙に立ち位置を変えはじめた。半年後の首相交代につながるさまざまな問題も、このころから顕在化してきた。

   TBS系朝のワイドショー「朝ズバッ!」は「沖縄基地移設のごたごた」と落としどころがまったく見えなくなった沖縄・普天間基地移転問題を取上げ、コメンテーターの毎日新聞論説副委員・与良正男が「(最低でも県外移設と発言してきた)鳩山さんがまずどうするかという方向性を言って欲しい」といわせた。

   テレビ朝日系の「スーパーモーニング」は「沖縄には同情するがコッチに来られるのはではイヤ」という本土側の空気を批判し、「関西国際空港で引き受けてもいい」と発言した橋下大阪府知事を評価、大阪在住のジャーナリストの大谷昭宏は「大阪ってそういうところなんですよ。『ま、よろしいやん。困ってるなら、うちへ来なはれ』という」とコメントするなど、まだまだこのころは「そのうち鳩山新政権がいい知恵を出すのだろう」と期待感を抱かせていた。

   「政治とカネ」の問題もこのころから取り沙汰されるようになり、「鳩山家の金銭感覚と政治感覚」(朝ズバッ!)と、鳩山兄弟に渡されていた毎月1500万円の母親からの「お小遣い」にびっくり仰天した。

   こうしたことに危機感を強めていたのが小沢幹事長で、今年の参院選、2011年の統一地方選で「地方で過半数を取らないと、本当の政権基盤は作れない」(スーパーモーニング)と檄を飛ばしていたが、党解体の危機感を強める自民党、小沢嫌いのマスメディアに包囲されて失脚してしまった。(テレビウォッチ編集部)

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