2024年 4月 23日 (火)

マック宅配スタート「最低注文個数」「配達料」は?

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   ファストフード最大手のマクドナルドが宅配サービスを始める。20日(2010年12月)から東京・用賀インター店で試験的にスタートし、半年で都内10店舗に広げる。その結果次第で全国展開という計画だ。

   担当者は「ライフスタイルの多様化で、マクドナルドに来ない方にも宅配はポジティブに働く。ベースの拡大につなげたい」という。店舗が近くにないオフィスや子育てで外出できない主婦らがターゲットだ。

   「スッキリ!!」スタッフがマックの店で聞いた。

「朝マックが家で食べられる? 超いいですね」(女性客)

専用ダイヤルで24時間サービス

   宅配ではすでにケンタッキー・フライドチキン、モス・バーガーがやっている。モスは6分の1の205店舗で導入していて、前年比150%の伸びという店もあるそうだ。ケンタッキーは30年の実績がある。

   マックはバイクに専用のデリバリー・バッグをつけ、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」という。

   ただ、料金は最低金額を設定するか、配達料とするかは目下検討中。10店舗のテストで決めるという。

   マックの宅配は日本以外では韓国、台湾、シンガポール、エジプトなど20か国で行われている。デリバリー・バッグはそこで開発されたもので、ソフトクリーム以 外ならOKという。配達員は独自の制服、店舗には専用ダイヤルを設け24時間サービスになるという。

   キャスターのテリー伊藤「あとは量ですね。モスなんかも『2人前以上』となってる」

   「利用者にはうれしいことですが」と加藤浩次。

   ワタミCEOの渡邊美樹はさっそくそろばんをはじく。

「日本は宅配が難しい国。ひとつは人件費が高いこと。海外ではチップで成り立っている。それがないから、金額でいくら以上とするか、配達料をとるか。大口の子供会とか運動会とか、会社の会議とかいうのならいいが…。本当のビジネスのど真ん中にはならない」

   テリーは「会議のときなんかいいね。近いし」なんてもうその気になっている。用賀と都心のビジネス街でどんな違いが出るか。面白い実験にはなりそうだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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