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吉本ワケアリ女芸人たちの「年下男自慢」さむ~いマジトーク

いち時間じゃたりない!(BS日テレ2010年12月10日夜11時)>いまはやりの女子会とでもいうんでしょうか、女性が3人登場しておしゃべりをするのですが、この日はエド・はるみ、本田みずほ、武内由紀子という吉本の女性芸人たちでした。いろいろなお遊び的要素を入れてやるのかと期待したのですが、これがマジのトークなんです。これまでの不遇を振り返り、いまは年下の男と暮らしているという話を、オチもなく、とくに笑いを取るでもなく続けるというさむ~い内容でした。

どんな男か興味わかん

   エド・はるみはそこそこ売れていますが、本田みずほは売れそうになった矢先に精神的にまいってしまって姿を消し、武内由紀子は「大阪パフォーマンスドール」としてデビューしたんですが、その後はパッとしません。エドだって吉本に入ってくるのはずいぶん遅かったですよ。言葉は悪いですが、3人は吉本のワケアリ芸人といったところで、そんな彼女たちの不遇話を、一般視聴者が面白いと聞いてくれるとも思えないのですがね。だいいち、本田みずほ、武内由紀子といわれても誰もわからないでしょう。

   もっとも、彼女たちを直接知っている関係者は、「あの時、彼女はそうだったのか」「ああ、あの話か」と、それなりに聞いたかもしれませんが、まあ、楽屋オチです。

   彼女たちが一番生き生きと話していたのが、年下の男と暮らしているという話題だったのが興味を惹きましたね。こういうことになると、アラフォー女はいま元気ですね。男3人じゃこんな話はできません。でも、彼女たちはなんのテレもなく話します。それはそれでいいのですが、ただ、エド・はるみ、本田みずほ、武内由紀子では、それがどんな男なのかという興味がわいてきませんでした。

   内容もさることながら、気になったのがトークの場所が急に変わることです。実際のバーか何かで収録しているようなのですが、なんの必然性もなく変わる。アレはなんなのか最後まで理解不能でした。トークの内容が平板になりそうなので、せめて場所だけでもアクセントを付けてということなら、無駄なことでしたね。見ている方は1時間じゃたりないどころか、長すぎました。

      年下の  彼氏と暮らす  熟女たち