「パイレーツ」に迫る「ワイルドスピード」―予告編「再生」人気

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   動画サイトYouTube(ユーチューブ)の再生回数ランキングには、たびたび映画のトレーラー動画(予告編)が入ってくる。12月第4週のチャートには、「Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides」(邦題:パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉)が予想通りランクインしてきた。

   全世界が待ちわびたシリーズ4作目は、来年(2011年)5月に全世界同時公開の予定だが、それに先立つこと半年、この度の予告編の世界公開(解禁)は、国内の各メディアでもさかんに報じられた一大イベントで、人気俳優ジョニー・デップ演じるスパロウ船長の最新のお姿を拝見しに観客が山ほどつめかける事態が見込まれていた。

   ただし、この動画の再生回数を見ると、公開1週間で約177万回となっている。一般的には大ヒットの部類だが、ハリウッド超大作のトレーラーとして考えると、やや物足りない感もある数字。ユーチューブの観客動員は平凡な出足となってしまったようだ。

歴然たる差あるのに…

   「パイレーツ」が意外に平凡という証拠に、パイレーツの1日後にアップロードされた「Fast And Furious 5 (Official Trailer) HD 」http://www.youtube.com/watch?v=4PspF_GA-9Uの再生数は約168万回で、パイレーツに10万回差と迫っていることがある。

   Fast And Furious」は、「ワイルドスピード」の邦題でシリーズ4作品すべてが日本劇場公開されているカーアクション映画。5作目となる最新作の正式タイトルは「Fast Five」で、パイレーツと同時期の来春に米国で公開される予定だ。日本では「ワイルド・スピード MEGA MAX」として来秋公開されるという。

   ワイルドスピードも5作目が制作されるほどの人気シリーズだが、「全世界が待ちわびた」などの枕詞が判で押したようにつくほどではない。これまでの興行収入やメディアの扱い(ワイルドスピードの予告編解禁を報じた新聞があるだろうか)からして、両者の間にはもっと歴然たる差がついててよさそうなものである。

   こうした結果はなにを意味するのか――たとえばユーチューブの予告編視聴数でリアルな動員や興収を占えるのか――などといったことは、当探偵社としてもまだまだ独自研究途上であるので、悪しからずご了承ください。

ボンド柳生

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