2024年 4月 20日 (土)

「死者のためのホテル」葬儀ゆっくり決めるための新ビジネス

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   思った通りにはいかない人の死に際、最後の後始末。とくに遺族にとって悩みのタネは葬儀をどうするか。悩む暇なくバタバタと葬儀社の言いなりになってしまう。

   そこで、ひとまず遺体を安置してゆっくり遺族に考えてもらおうという「死者のビジネスホテル」なるものを「スパモニ」が取り上げた。

チェックイン後は冷蔵室に安置

   ネーミングに少し工夫がほしいところだが、年明けから本格稼働するという。特定非営利活動法人「りすシステム」がこのホテルを建てたのは東京・新木場。松島如戒相談役が「ここが亡くなったご遺体を安置・保管する『死者のビジネスホテル』です」と出迎える。

   利用者は入口で申込書と死亡診断書を提出してチェックイン。遺体の取り違いを防ぐため、ここで遺体と申込書両方にバーコードを貼り室内へ。

   感染症予防のため、殺菌灯が設置された処置室に運ばれ、最後は常時5度に温度管理された冷蔵式の遺体安置所に納められる。この遺体安置所は37遺体を管理でき、何日泊っても制限ない。

   このホテルを建設した理由について、松島相談役は「病院からいったんここに安置し、遺族の皆さんが葬儀のことなどを落ち着いていろんなことを相談し決める。ゆとりの場として造ったわけです」という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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