池上彰レギュラー降板―視聴者から出ていた「鼻についてきた」の声

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   年末年始は「年またぎ番組」まであって八面六臂の大活躍だった池上彰だが、この3月いっぱいでレギュラー番組をすべて降板の意向と伝えられている。背景には「出ずっぱり」で、さすがに鼻についてきたという視聴者の声が増えていたこともありそうだ。1月5日付(2011年)の東京新聞芸能・テレビ欄「反響」は、新春特集として「池上彰の番組に思う」という読者の声をまとめて掲載していた。

   「わかりやすい」「聞きやすい」「有り難い」「ファンだ」という声が多いのだが、こんな声もある。

   「教科書的・中立的な感じで、自分はどういう見解なのかをはっきりさせてほしい。それが報道に携わる人の使命」(教員)

   「同じような番組が続出すると少しうんざりする」(会社員)

   「分かった気にさせてしまう危険性があります」(無職)

   「『いい質問ですねぇ』は時にやらせっぽくも感じます」(無職)

   「『生徒役』のタレントの、わざとらしいうなずきや驚いた顔、ちゃかすような発言が多く…」(主婦)

   池上のお父さん役が好評だった「週刊こどもニュース」からのファンだったという69歳の男性は、「もはや、露出過多で鼻についてきている。好漢願わくは自重を!」と手厳しい。

   しかし、これは池上彰の責任というより、他局でちょっとでも受けた番組をすぐ真似するテレビの制作側の問題だろう。NHK出身の池上がそのことに気づいていないはずはないし、最近の解説が通り一遍の内容になっていることも分かっているはずだ。

   レギュラー降板は酷使されてボロボロになる前に池上が先手を打ったとだろう。今後はテレビ出演は特別番組などに絞って、取材や執筆に時間をあてることになりそう。「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」(水曜日午後8時)を放送中のテレビ朝日は慰留するとみられるが、「現在話し合いをしています」とコメントしている。(テレビウォッチ編集部)

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