今井美樹も草彅剛も適役だけに…もう読めた!わかり易過ぎる展開

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「冬のサクラ 第1回」(TBS)2011年1月16日21時~

   NHKの「セカンドバージン」や民放の「同窓会」など、中年女性の恋愛が連続ドラマのテーマになりうるとわかってから、40代女性と年下男性のラブストーリーが表舞台に出てきた。しかも、久しぶり今井美樹の登場である。相手はガラス職人ひと筋36年の堅物男、草彅剛だ。ははん、これからの展開が読めてしまったぞ。
   これでは終わってしまうので、何とか美点を探すとする。草彅剛の「いいひと。」や一連の「僕の道」シリーズの流れを汲む、全身が善意の塊りの愛の物語は、殺伐とした現代の人々にひと時の癒しとなるかもしれない。だが、筆者にはいかに田舎の山形でも果たしてこんな若者が現実に存在するのかと疑問に思える。
   病院長夫人の石川萌奈美(今井美樹)が1人旅の山形でひったくりに遭い、頭を打って一時的な記憶喪失で稲葉祐(草彅剛)の家に世話になる。萌奈美はそこで、認知症の母親を献身的に介護し、食事まで作り、職場と自宅を往復するだけの生活に疑問も抱かぬ祐に惹かれてゆく。しかし、彼女は外科医の妻で自宅に連れ戻される・・・。
   今井美樹も草彅剛も適役ではある。東京で祐の送金で医者になれた弟(佐藤健)が萌奈美の夫と同じ病院らしいシーンがちらりと出てきて、いくらなんでもわかり易過ぎだと突っ込みたくなったし、ナレーションでは、萌奈美が脳に病気を抱えていて、薄命らしいので、簡単に難病や死にもってゆく安易さには文句を言っておく。

(黄蘭)

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