女子大生虐待殺人の不可解―逃げられたのになぜ?姉らと同居 

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   不可解な事件が最近やたらと目立つ。脱出や外部への連絡が可能なのに、虐待されるままに女子大生が死亡した事件に番組コメンテーターから疑問が噴出した。

   事件があったのは茨城県龍ヶ崎市。アパートの1室で今月3日(2011年1月)、大阪の女子大3年生(20)が死亡していたのが見つかった。

   県警が調べたところ、昨年9月ころから、アパートに同居していた姉の無職・中島由起(22)、無職・横江直人(23)、派遣社員・鈴木夕(43)ら3容疑者に、日常的に殴るけるの暴行を受け、食事も与えられない虐待を受けていた。女子大生は背中に熱湯をかけられヤケドしたあとも見つかり、3人は殺人容疑で22日逮捕された。

   調べに対し、横江は犯行の事実をほぼ認め、虐待については「言うことを聞かなかったから」と供述しているが、姉の由起や鈴木は「死ぬとは思わなかった」と話しているという。

   アパートは昨年6月に姉の由起が借り引っ越してきた。そのあと出会い系サイトで知り合った横江と鈴木が潜り込み、8月に女子大生が来てルームシェアの形で4人が生活するようになったという。

   素性も性格も分からない者同士が、出会い系サイトを通じて同居生活するというのも安直すぎて解せない。さらに不思議なのは、女子大生は昨年12月中旬に母親と電話で話しているのに、虐待の事実や助けを求めるそぶりを見せなかったという。

母親とも電話

   司会の赤江珠緒アナが「大変不可解な事件ですが、奇妙な生活をしていたんですね」と事件への感想を求めた。取材したリポーターは「警察に通報しようと思えばできたし、逃げることもできた。警察の見立ては、心のつながりみたいなものがあったのではないかということです」

奇妙な生活

   元検事で弁護士の田中喜代重は「殺人容疑でいいのかな」と別の疑問を呈した。

「衰弱してこのまま放っておくと死んでしまうだろう、死んでも構わないと思ったのなら殺人罪もあり得るだろうが、どちらかというと保護責任者遺棄致死あたりと思う」

   罪状についてさらに詳しく調べる必要がありそうだが、助けを求めなかった女子大生、妹を虐待する姉…ちょっと理解を超える。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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