2018年 7月 24日 (火)

仲間と檀が美人なだけ!?怪しい隣人に子ども預ける間抜けな筋書

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「美しい隣人 第1回~第3回」(フジテレビ)2011年1月25日22時~

   越してきた隣人がマイヤー沙希(仲間由紀恵)で、夫・矢野慎二(渡部篤郎)が大阪に単身赴任中の主婦・絵里子(檀れい)は幼稚園児の母。いずれがアヤメかカキツバタ、美人同士の主演者2人の共演である。さぞや男性視聴者は喜んで見るだろうが、ドラマの出来はいかがかと言えば、イマイチと言わざるを得ない。
   脚本の神山由美子は力のある人だし、カメラも美しく、音楽も雰囲気をうまく醸成しているのだが、絵里子が夫のいない家で不安を抱えているという設定の割には、間抜けな筋書なのである。例えば、感じのいい隣人とはいえ、沙希はまだ何処の馬の骨かわからぬ知り合ったばかりの女であるのに、姑の病気で見舞いに行かねばならなくなると、絵里子はあっさり、大事な大事な1人息子を沙希に預けて出かけてしまう。脚本家は子供を持ったことがないのか。
   不気味な事件が多発している日本で、小さい子を育てている若い母親たちは毎日が心配の連続だ。行きずりでも人が殺される時代、しっかり自分の目でわが子を見つめていないと不安なのである。姑の見舞いならば、おばあちゃんに孫の顔を見せがてら、幼稚園を休ませてでも自分が息子を連れてゆくはず、慣れない人に預けたりはしない。一流のサラリーマンらしい慎二が、大阪のバーで隣に座った美人(沙希のこと)にまんまと友人扱いされるのもヘン。近くで起きた子供の水死事件がどう絡むのか、取り敢えずは期待してみる。

(黄蘭)

採点:0.5
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