2018年 7月 22日 (日)

新燃岳「雨で土石流の危機」雨水と火山灰が街に押し寄せる

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   新燃岳の爆発的噴火のサイクルがだんだん短くなっている。火山活動活発化からきょう(2011年2月3日)で9日、最初の爆発から7日目だが、爆発は頻繁になっている。マグマが噴火口をふさいでしまうためだ。

   きのうは午前5時25分と10時47分、午後3時53分の3回。その前日の4回目の爆発がいちばん大きく、空振で霧島市などで窓ガラス約300枚が割れたほか、噴火口から3キロ離れた地点まで直径数十センチの噴石が飛んだ。

   霧島市の消防関係者が山に入って調べたところ、噴出から1日経っても噴石はまだ熱 かったという。「あんなものが3キロも飛ぶとは信じられなかった。一刻も早く離れたかった」と話す。

   新燃岳の火口の直径は700メー トルだが、その中にできた溶岩ドームの直径が600メートル。当初の爆発は軽石爆発だったが、押し出された溶岩が噴火口を塞ぐような形になったため、内にたまったマグマやガスの圧力で爆発を繰り返しているのだという。

都城市内だけで1000トン

   溶岩ドームの崩落は火砕流を起こす可能性があるが、降り積もった火山灰もひとたび雨が降ったら土石流の可能性が出てくる。それまでに生活圏の火山灰をどれだけ除去できるか。

   都城市ではきのうから火山灰の回収作業が始まった。各戸が集めたものを山間の1か所に捨てているがが、全体で1000トン以上といわれる量はあまりにも膨大。絶え間なく火山灰が降っているために処理も追いつかない。専門家は雨水は灰にしみ込まず表面を流れるという。集められただけの火山灰が流れ出すことはないのだろうか。

   現地には奥平邦彦レポーターがいた。奥平は5市2町の防災マップを見せた。霧島連山には火山がいくつもあるので、山ごとに噴火時のハザードマップが作られている。新燃岳のものもあるが、「空振」や大量の火山灰までの想定はない。対応遅れが心配になる。

文   ヤンヤン
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