気味悪いアラフォー「大人女子」に湯山玲子の活!小気味いいゾ

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   今朝(2011年2月4日)も経済ニュースで取り上げられていた「アラフォー消費」。宝島社の『大人女子路線』の大成功を受けて、40代の女性達のファッション業界やコスメ業界の飛躍を紹介するというもの。まだそのネタで番組を作るのかと同業者ながら驚いてしまったが、おそらくニュースバリューはいまだ健在なのだろう。

   昔から、「母であり、妻であり、私である」という自意識過剰気味な宣伝文句は数多く聞かれた。しかし、大人女子や40代女子という言葉にやっぱり妙な気味悪さを感じる人は多いはず。気持ちだけまだまだ若い。でも少しだけ経験も豊富で、幾多のつらいことも乗り越えてきた私達。そんな自分を大切にしたいから、ちょっといい化粧品を買って、加齢を華麗に食い止めたい。大人ですもの、いいものを大切に使っていきたいわと高額な洋服やバッグ、靴、食器や家具なんかに手を出す。そう、「大人」なんだけど「女子」な私という矛盾が耐えずつきまとう。なんだか、やっぱり気持ちが悪い。

妙に女の子感覚で扱いにくい存在

   しかし、バブルの勘違いお祭り騒ぎを経験してしまっている40代の人達には、「大人女子」の考え方は至極当然のように思えてくる。ちょっと職場を見渡してみて欲しい。まったく使えないアイツと思う人の多くは40代だったりしませんか。

   40代に一番リストラしたい社員が多いということも、ビジネス雑誌などでさんざん書かれてきた。とりわけタチが悪いのが、この世代の女性たちだ。いわゆる「アッシーくん」や「メッシーくん」を振り回し、女子大生ブームを楽しみ、チヤホヤチヤホヤされた20代。30代は結婚してもアソビの火種がまだ消えず、なんとか自分達が主役になろうと、ちょっと派手な生活に見えてきちんと奥さん業もやってます的なセレブ主婦ブームも作ってきた。

   そんな彼女達が40代になるとどうか。それが昨今の彼女たちが女子と名乗るブームだ。これは不景気も手伝って、おそらく内向的になった結果のような気がする。自分の半生を顧みると、いろいろな経験もしてきたけど、やっぱり私って女の子だったのよねと。そして女の子なナイーブな感じをもう1度楽しんでもバチは当たらないんじゃない?と、女子会などに励む。もっとも、そのナイーブさは周囲にとってはただ面倒なだけ。結果、たいして仕事ができるわけでもないのに、妙に若い女の子感覚で扱いにくい存在となる。

「女のきめどき」なのにフワフワ気分

   この点を鋭くついているのが湯山玲子さんだ。彼女の近著「四十路越え」に、アラフォー女性の生態が辛辣なコメントで紹介され、ちょっとしたアドバイスが記されている。

   現在の40代女性はロールモデルとなるような諸先輩がいなくなり、独自の生き方を歩まざるをえないと指摘する湯山女史。なかでもユニークなのが女子会への指摘。嫉妬がうずまく女の宴、足の引っ張り合いで、女子会はまさに愚の骨頂とでも言わんばかりだ。著書にもあるが、40代は人生の折り返し地点で、「女のきめどき」でもある。そんなときに、何をグズグズと前例ばかりに気を取られているのかと活を入れる。フワフワと女子気分でファッションやメイクを楽しんで、同類で憐れんでいる場合ではないのかもしれない。

   「女の決めどき」まであと10年を切った身としては、彼女たちが次世代のロールモデルにだけはならないような気がしているのだが……。

モジョっこ

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