小沢一郎「秘書初公判」でも釣り三昧…余裕?逃避?

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   画面に映し出されたのは、ニット帽をかぶりマスク姿で釣り船に乗り込む男性。一見しただけでは誰だかわからない。7日朝(2011年2月)に撮影された八丈島漁港での小沢一郎民主党元代表の姿だ。

   この日午前、政治資金規正法違反の罪に問われている小沢の元秘書3人の初公判が東京地裁で始まり、いずれも起訴内容を否認し無罪を主張した。

   「朝ズバッ!」は釣り船の映像の後、この初公判の内容を取り上げたが、それにしても国会開会中の小沢の釣り三昧。あえて八丈島へ行ったのは余裕なのか、マスコミからの逃避なのか…。

石川有罪なら御大も有罪

   3人の秘書がそろって無罪を主張し、検察と全面対決の姿勢を見せたことについて、元東京地検特捜部副部長の若狭勝(弁護士)はこう指摘する。

   「強制起訴された小沢さんの事件の前哨戦のように捉えている可能性がある。狙いは石川智裕被告の事件が有罪になると、小沢さんの有罪の条件も整うが、逆に石川被告が無罪になると小沢さんの事件も無罪になる。ただ、石川被告本人が無罪になる可能性は非常に低い」と指摘する。

   そのカギを握るのは、捜査段階では容疑を認めていたのに一転無罪を主張した石川の供述の信用性。その根拠として石川が昨年5月に受けた東京地検特捜部の再聴取の模様をICレコーダーに秘かに録音し、供述を誘導された証拠として提出されている。

   コメンテーターの竹田圭吾(ニューズウィーク日本版主幹) は「ICレコーダーの内容は検察の誘導と認められても仕方がない。ただ一点だけ政治資金規正法の形式さえ無罪になったら、何のための政治資金規正法なのか」

   小沢元代表としても、いずれやってくる嵐を前に、前哨戦でまず無罪を釣りあげたい心境には違いないだろうが、それにしても国会開会中に釣り三昧とは……。

文   モンブラン
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