長岡・男女高専生死傷―不可解!中学からの仲良しに強い殺意

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   仲の良かった16歳の2人に何があったのか。現場は新潟県長岡市の国立長岡工業高等専門学校。1年生の男女学生が4階校舎から転落、女子学生は死亡、男子学生も一時重体となった事件である。女子学生には30数か所の刺し傷があった。レポーターの阿部祐二が現地から報告する。

   同級生の母親に聞くと、2人は同じ中学の出身でともに陸上部、2人とも勉強がよくでき、しっかりしていたという。ボーイフレンド、ガールフレンドといった関係ではないが、仲良しだった。「どうしてこんなことになったのか」と首をかしげる。

   女子学生の父親は、3人きょうだいの中でも、とりわけ可愛い子どもだったという。事件の朝、仕事に出る関係で顔を見ることなく出掛けたのが心残りだ。対面した愛娘は「きれいな顔をしていた」というが、物静かな語り口に堪え切れない無念さがにじむ。

男子学生がメモ

   現場となった4階校舎の床には窓に向かって人を引きずったような跡があり、果物ナイフが落ちていたことから、警察では男子学生が女子学生を刺し、一緒に窓から転落したとみて調べている。専門家は、傷が心臓の近くまで達していたことから強い殺意が感じられ、背中にも傷があることから逃げようとする相手を背後からも刺したとみている。男子学生が書いたとみられるメモも見つかっているが、詳しい内容はわからない。

身内のような感情が…

   キャスターのテリー伊藤がいう。

「2人は同じ中学の出身でともに国立高専に入り、男子学生は女子学生に対し身内のような感情を持っていたのかも知れない。それが、学校生活にも馴染んで、女子学生が他の男子学生とも話をしたりするのを見て、嫉妬心のようなものが湧いてきたのか」

   事件発生は2月14日(2011年)のバレンタインデーだった。警察は男子学生の回復を待って詳しい事情を聴くことにしている。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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