原発事故もはや人災!作業員の見落とし、広報ミスリード…

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   番組開始前からあわただしい動き。菅首相が午前5時半から会見して、「東京電力と政府一体となった対策本部を設置する。陣頭に立って危機を乗り切りたい」と表明し、自ら東電へ乗り込んだ。

   一連の福島第一原発での事態で情報が適切に伝わらないなど、東電の危機管理能力の低さを政府と一本化で乗り切ろうというのだ。海江田経産相が東電に常駐する。

   たしかに東電はどうかしている。この朝(2011年3月15日)6時10分に2号機で爆発があったが、発表されたのは8時 だった。

   司会のみのもんた「2時間も経ってる」

   爆発後の枝野官房長官の会見も爆発には触れていなかった。伝わってなかったということだ。1号機の爆発の時も東電が確認したのは3時間後だった。

2号機爆発はポンプの燃料切れ

   この日はさらに、放射性物質の危険を避けるために、現場作業員以外を原発から退避させたという。諸葛宗男・東大特任教授は「1号機、3号機と同様の水素爆発と思われるが、今回は格納容器に損傷(アナ)があるから放射性物質が漏れ出す可能性がある」と話す。

2時間も経ってから

   2号機の事故は昨夜突然、圧力容器の水位が下がって、燃料棒が2時間以上にわたって露出、周囲の放射性物質の濃度が上がったものだった。原因はポンプの燃料切れを職員が見逃したこと。「信じられない」とみのが言う。

   諸葛教授「損傷がどの部分かわからないが、水がたまっている部分だと重大なことになる」

映像あるのに「ただいま確認中」

   しかし、空気の部分でも放射性物質はツーツーで建屋の中に出ているわけで、爆発で建屋が壊れていればそのまま大気中に流れ出す。現に、原発正門前では昨夜、これまでで最高の3ミリシーベルトを観測している。この濃度は、1時間そこに立っていて、CTスキャンで受ける量の半分くらいだと教授は言う。

「全く問題ない」

   三屋裕子(スポーツプロデューサー)三屋裕子が「われわれは知らないから悪く悪く考える」と言うが、メディアはプロの感覚を一般向けに翻訳する必要がありそうだ。

   みの「爆発で建屋が吹き飛んで、映像もあるのに、『事実はまだ確認されてません』と、ああいう会見はやめてもらいたいね」

   首相が乗り込んだことで、東電も変わらざるをえないだろう。それより、2号機が心配である。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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