2020年 7月 11日 (土)

原発1基で日本全土たちまち放射能汚染―「週刊朝日」背筋寒くなる警告

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   こんな悠長なものを書いているときではないようだ。震災の被害は甚大だが、それを上回る被害を起こしそうな東京電力福島第1原発が重大事態を迎えている。

   17日(2011年3月)、陸上自衛隊のヘリコプターから水を投下することについて、北沢防衛相は「今日が限界だと判断し決心した」と明言した。大震災から1週間、何も手を打たなかったとはいわないが、日本の歴史上かつてない深刻な原発危機を招いた責任を、菅首相や東京電力側はどう考えているのか。

   テレビは津波で家が流される映像ばかり繰り返し、被災地の現状は報じてきたが、その裏で進行しているさらに深刻な事実を見えにくくさせ、菅首相や枝野官房長官のまやかし会見を垂れ流してきた。

   新聞もほとんどが政府公報に成り下がり、原発問題については突っこみ不足で、読んでいても欲求不満が募るばかりだった。

悲惨な現実を見せない伝えないTVジャーナリズム

   こういうときこそ週刊誌の出番だ。21日の月曜日が休日のため水曜日発売予定だった「週刊新潮」と「週刊文春」は1日ずらし、「週刊朝日」と「サンデー毎日」は変則発売で、17日の木曜日に4紙が揃って出たので、早速、貪るように読んでみた。

   まずは各誌のグラビア。テレビを超える迫力のある写真にはお目にかからないが、その中で、朝日の「津波に襲われたと見られる男性の遺体に、近所の男性が手向けの花束を供えた=若林区」という1枚に目が止まった。

   被災地のルポも、テレビで毎日見ているから、それなりに取材してあるが、それを超えるものは見あたらなかった。

   新潮の「頼りの『NHK』人が津波に呑まれる映像を見せなかった」で、津波にのみ込まれそうになるワゴン車の映像を最後まで放映しなかったNHKに対して、モラルを最優先する姿勢に苦言を呈しているが、私もそう思う。

   何も遺体を写せというわけではない。だが、大災害の被害の実態が、画面から伝わってくる映像としては津波が押し寄せてくる以外には数少ない。悲惨な現実を見せない、伝えないのは、ジャーナリズムとしてどうなのか、テレビ現場の人間は常に問いかける必要があるはずだ。

   私は、地震の時、旅行中で中国の北京にいたが、発生と同時に携帯が繋がらなくなり困った。朝日の「万が一の時、使える通信手段はこれだ」を読むと、ツイッターとワンセグ放送は繋がり、インターネット回線を使うSkypeと、携帯電話でもインターネットを使う災害用伝言板は繋がるようだ。北京からでも東京と連絡できたのは、iPadからのGmailだった。

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