2018年 6月 22日 (金)

有田・マツコでもいじりようない「素人ゲスト」の陳腐な話

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<有田とマツコと男と女 (TBS系水曜深夜1時25分)>くりーむしちゅー・有田とマツコデラックスが「普通の人」50人をゲストに招いてトークする番組。タレントでも専門家でもない普通の人がゲストなので、リアルな世間の声が聞けるというのがウリだ。

振っても振っても空振りばかり

   はじめに「あなたの夢は何ですか」という質問が出され、各々がフリップに夢を書いていく。これに有田とマツコがツッコミや質問をしていくのだが、50人の中には、キャバ嬢や自称アーティスト、歌舞伎町コメンテーターなど、肩書だけ見れば非常に個性的で興味深い顔ぶれだ。これは面白そうだと思って見ていたが、待てど暮らせど…。

   「エグザイルと結婚すること」や「ずっと寝る」などという夢について一応は語るのだが、どこかネガティブで暗いのだ。みんな元気がない。何よりも話が面白くない。そんなこんなで、今週の見所であると思われる歌舞伎町コメンテーターの話。聞けば彼は過去に1度、雑誌の取材を受けてコメントした経験からコメンテーターと名乗っているだけ。有田が歌舞伎町での遊び方を尋ねると、「歌舞伎町に来れば私がいますから」とよく分からない答え。これに2人はあきれるが、どのゲストに話をふってもこの調子なのでもうグダグダ。

   有田とマツコというキャスティングに興味をそそられたが、番組としてはまったく盛り上がらない。しょせん素人は素人で、有田が話を振っても止まってしまう場面が多々あった。

   これに露骨に嫌な顔をする有田とマツコには笑えたが、ゲストである「普通の人」があまりにも陳腐で可哀想に見えてしまう。ゲストが素人50人というのも深夜番組らしい目新しさは感じるが、トークテーマにひねりがなさ過ぎる。ゲスト同士でもう少し言い合いや議論が起きるような仕掛けをすれば、面白く見られるようになるのではないだろうか。

   有田とマツコを使うならもうちょっとうまく使ってほしい。残念!

カリメロ

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