2018年 7月 18日 (水)

働き口ゼロ被災地―経団連・大企業見てるだけか!?

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「みんなの給料を1割下げてあと10人雇う。日本経団連が言わねばダメなんですよ。何のためにいつも談合しているのか」

   被災地の失業・内定取り消しを取り上げたなかで、勝谷誠彦(コラムニスト)がいつも政府へ要求ばかりでこういう時は顔を出さない経団連に噛みついた。

求人あっても通勤手段なし

   壊滅的な打撃を受けた岩手県釜石市。ハローワーク釜石に早朝から求職者たちの長蛇の列ができる。中年の求職者がつぶやいた。

具体的な話が必要
「あれだけ釜石は求人があったのに、(今選べるのは)2件しかない」

   若い女性も「だから泣きたくなる」と話す。

   釜石市の高校を今春卒業したばかりの18歳の女性は、市内の歯科医院に歯科助手として勤務する予定だった。ところが、職場が津波に流され内定取り消し。もう地元に求人はなく、やっと見つかったのは都内の雑貨店の求人。だがそれも、「一般の応募者と同様の規準で選考しますから必ず受かるとは言い難い」という職員の一声が加わる。この女性の同窓生は15人が内定取り消しになったという。

   同県宮古市のハローワーク宮古も状況は同じだ。訪れた26歳の青年は母親を亡くし、何もかも家ごと流された。プログラマーだったこの青年は、従業員寮のある会社を希望したが、見つかったのは50キロ離れたパチンコ店店員。

   「津波に流され携帯もなし、自動車もなし。連絡手段のない状況で面接となった場合、行く手段が難しい」とあきらめ顔だ。

厚労省「交通費、宿泊費補助」

   このVTRを見た勝谷が、経団連批判を一刀両断にした返す刀で、「ぜんぜん『政治主導』もしていない」と菅政権を批判した。

   これを受けて、司会の葉山エレーヌが、「被災者が全国で就職活動ができるように、交通費や宿泊費などの補助を含めた広域の就職紹介実施を全国のハローワークに指示した」という厚労省の対策を伝えた。

   しかし、今のところ有効に活用されているとは思えず、納得できない勝谷は「今こういう役人が書いた文書を読んでもダメ。今どこへ行けば、何10万円もらえるところが探せますよと具体的な話をしてほしい」

   勝谷の批判が言い過ぎと思ったのか、テリー伊藤(タレント)が「いま直ぐにじゃないが、来月、再来月ぐらいには企業の皆さんも動きますよ。もうちょっと待って下さい」 何か根拠があってのことならいいが、期待だけ持たせ絵に描いた餅だったでは却って酷と思うのだが…。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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