「保護・治療しても安楽死」原発避難エリア獣医夫婦の虚しさ

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   番組によると、福島県南相馬市の屋内退避・自主避難推奨エリアで診療を続ける動物病院があるという。獣医の夫妻がみずから撮影したという映像が番組で紹介された。大事な撮影をシロウト任せにせず、とくダネ!「取材班」もぜひ現地で密着取材してほしいのだ。

   さて、ある日は、避難指示エリアで「保護」されたという犬が病院に続々と運び込まれたという。映像を見る限り、避難した飼い主が放置していったペットのようだ。なかには左の前足をなくし、あばら骨が浮き出るほどやせ細った犬もいた。

飼い主がペット放置

   病院はそんな犬たちを保護し、治療を施したが、その先はどうするのか。「どうやって飼主を捜すのか? 飼主が現れなかったら、やっぱり安楽死? 今、自分達がやっていることの意味がわからなくなり、虚しくなる。」と、妻は日記につづる。

   診療の合間には、東京に避難した知人に託された犬の餌やりをし、計測器で放射線量を計りながら暮らす日々。預かっている入院中の動物や、介護が必要な父親がいるため、「できるなら避難したくない」一方で、「やっぱり避難しなくちゃならないのか、その後はどうなるのか、と不安で一杯だ。」と、揺れる思いを抱いている。

文   ボンド柳生
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