「技量審査場所」NHK中継もダイジェストも放送なし

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   日本相撲協会は5月夏場所中止の代わりに、「技量審査場所」を5月8日から15日間開催することを決めたが、注目されていたNHKの相撲中継はどうやらやらないことに決まったようだ。

   NHKの松本正之会長は4月7日(2011年)の定例会見で、「相撲協会との放送契約は年6回の本場所の中継であり、技量審査場所はこれに当たらず、今回は中継は難しい」と表明した。昨年、中継放送を中止した名古屋場所では夕方6時台にダイジェストを流したが、これもやらない方向だ。

「5月に何もやらないと、3月大阪場所も中止だったから、名古屋場所は初場所の成績を元にした半年前の成績を元にした番付になってしまう。技量審査場所は名古屋場所の番付表を作るためのもので、しかも、八百長がらみで21人の力士がいなくなり、十両・幕内の取組が10番近く減る。NHKとしては、放送権料を払うための『スポーツ振興と健全な娯楽の提供』という建前が立ちにくいんですよ。
   それでなくても、東日本大震災の被災者の受信料減免で50億円以上の減収見通しだし、地震取材・報道の経費も数十億円が見込まれる。中継しても『八百長問題は終わってないのになんで放送するんだ』という文句が来るだけなら、やらない方が賢明という判断なんでしょう」(文部科学省関係者)

   定時ニュースで各取組の勝敗を放送することを検討している。(テレビウォッチ編集部)

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