「計画的避難」「緊急時避難準備」何をいまさら…

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   依然として見通しの立たない福島第1原発事故。そんな中で原発周辺の避難地域が20キロ圏外へ拡大された。

   11日(2011年4月)夕に福島県沖で発生した震度6弱の大きな地震に続いて、番組が始まったばかりの12日午前8時過ぎにも千葉県沖震源の震度5弱の地震があり、不安定な第1原発でさらなる緊急事態もないとはいえない。

不安感を増幅させ風評被害

   政府は第1原発から20キロ圏外の一部地域を「計画的避難区域」に指定し、1か月ほどかけて住民を域外に避難させるという。これまで「屋内退避指示」だった地域を「緊急時避難準備区域」に切り替え、放射能の大量流出など緊急時に避難できる準備をしておくよう要請するという。

1度は空っぽに

   その理由を枝野官房長官は、「半径20キロより外側の区域の中で、気象条件や地理的条件によって積算の放射線量が高くなっていく地域がある。半年、1年と居住を続けた場合にさらに高水準になる恐れがある」と説明した。

   しかし、風向きによって放射線量が異なることはとっくに分かっていたことで、今さらという感じなのだが、見直しの背景には、どうやらあの『原子力不安委員会』の助言があったようだ。

   ICRP(国際放射線防護委員会)の基準値によると、年間20~100ミリシーベルトの放射線を浴びる場合は対策が必要と勧告されており、原子力安全委はこれに基づいて政府に助言し、見直されたという。

   それにしても原子力安全委の当初からの右往左往ぶりは、かえって不安感を増幅させるし風評被害を招く。

原発周辺無人化計画

   スタジオでもやはり混乱があった。司会の加藤浩次が「避難指示されても、じゃーどうしたらいいんだとなる。どうするか言われないと手の打ちようがない」と憮然とした表情だ。

   キャスターのテリー伊藤「住む場所を決めとかないと」

   東大教授のロバート・キャンベルはいささか頓珍漢だった。

「人が住んでいたり、交通量が多いとホコリがたち放射能が広がっていく。1度は空っぽにしないと」

   そんな程度の話ではないと思うのだが…

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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