福島原発作業員いまだに「防護服の休憩、風呂なし、缶詰・カップ麺…」

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   小松靖アナが「ニュースアップ」コーナーで、福島第1原発の作業員の様子を伝える写真を見せた。福島原発の産業医である愛媛大大学院の谷川武教授が公表したもので、相当過酷な、ある意味衝撃的な映像だ。

   作業員の様子はこれまで一部報道で「1日に2食」などと断片的に伝えられたが、詳細は不明のままだった。写真では、広い板敷きに敷物を敷いて、防護服を着たまま休憩する姿が写っていた。まるで避難所である。

   寝る時もそのままの格好で寝袋。食事は1日に2回から3回にはなったものの、相変わらずレトルト食品、缶詰、カップ麺が主だという。片隅に積まれた「ナポリタン」「やきとり」などのラベルがみえる。着替えの時もマスクをつけたままの姿が写っていた。

   谷川教授は「いまの態勢のまま維持するのはやはり困難。これから気をつけないといけないのは慢性的なストレス。風呂というのはあのような作業の中では必需品です。早急に仮設の風呂を作るべきだと思います」という。当初、睡眠不足や脱水症状で多くの作業員が倒れたそうだ。

   赤江珠緒キャスター「当初からあまり変わってないようですね」

頼みの綱の彼らなのに…

   谷川教授はさらに「作業員が十分な休養がとれるように、東電の本社はちゃんと支援すべき」と言っているというが、東電という会社は何を考えているのか。

変わっていない

   神田瀧夢(プロデューサー)「食事が2回 だったんですか。3回が当たり前じゃないですか」

   東ちづる(女優)「作業員を特攻隊や決死隊にしちゃいけませんよ」

   しかし、小松は「現場はそうはいかないと」と言ってこのコーナーを終わってしまった。

   おいおい、このニュースはもっと突っ込まないといけないぞ。作業員だけがいまの事態を打開できる頼みの綱なのだ。彼らが線量計を付けているのは、放射線量を積算するためだ。それが年間被曝量に達したら、もうその作業員は汚染地域には入れない。例の工程表をこなすためには、次から次へ新たな作業員を確保しないといけない。向こう9か月、先にいくほど放射線量の多い作業になるはずだ。この間の事情は一切公表されていなし、国会での論議にもなっていない。ある意味で、作業員に福島の今後がかかっていることを考えれば、谷川教授が言っているのは、現実のほんの一部にすぎない。メデォアはもっとセンシティブにならないといけない。あまりにも鈍感だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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