「焼肉店食中毒」厚労省基準満たすユッケ少ない?

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   富山県の「焼肉酒家えびす砺波店」で集団食中毒が発生し、ユッケを食べた男児がO111に感染、死亡した。また福井県内の系列店で食事をした男児もO111に感染、死亡している。番組外の報道によれば、福井のケースはまだ調査中で、感染源は特定されてないようだが、番組は少々フライング気味に「『ユッケ』で男児2人死亡 焼き肉店で集団食中毒」とキャプションを打った。

阿吽の呼吸で「加熱用」がナマで

   「これでユッケ食べる人減っちゃうかもわかんないですね」と司会の小倉智昭が話を振ると、コメンテイターの夏野剛・慶応大学特別招聘教授は「我々、長く食べてきているものなので、あまり恐れず。きちんとしたお店ならちゃんとなってるのでは。これでまた過剰反応してみんな一切食べなくなるのはおかしい」と『風評被害』の防止を訴えた。

   同店では「加熱用」の肉をナマで出していたといい、オグラは動機について「ナマ食用のお肉だと若干高くなるんで、加熱用のものを使っちゃったのかも」と経済な理由があったものと推測した。

   ただ、番組外の報道によれば、そもそも厚労省が定めた生食用基準を満たすユッケなどはほぼ皆無で、業者・小売りの阿吽の呼吸のもと、「加熱用」の肉がナマで供されるのが常らしいという。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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