2018年 7月 23日 (月)

「ヒロシマ・ナガサキに比べりゃなんのその」福島県アドバイザー迷解説

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   福島原発の事故以来、誰もが放射能や放射線について語りだした。テレビや福島の放射線専門家は主として「安全」を語ってきたが、国が学校の屋外活動基準を年間20mシーベルトとしたことに対して「参与」が涙の反論をするなど、専門家にもブレが目立ってきた。

「どこに避難させますか?あなたなら」

   そんななか、番組は福島県放射線健康リスク管理アドバイザーで「放射線の正しい知識」を講演して回っている山下俊一・長崎大教授を直撃した。この方は――もちろん学者としての良心と責任に基づいてのことだろう――福島県内の被曝状況についておおらかな見解(その講演録等はウェブ上で容易に見つけられる)を示してきた。それを見るに、ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリの被曝にくらべればなんのそのといった感じであった。

   そうした言動からすると、このときの教授はだいぶん歯切れが悪かった。「(20m基準は)安全だとも言い切れない?」との質問者に「もちろん、もちろん。グレーゾーンで、どこに線引きするかが議論されている」などと答え、子供たちの安全を保証する言葉は聞かれなかったという。

   質問者が「福島の人たちはその数値を耐えてくださいということか」と食い下がると、「もし耐えなければ逃げなくちゃいけないですね。避難どこにさせますか、あなたは?」と逆質問で答えていた。

文   ボンド柳生
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