「社員にボランティア休暇」日興証券など企業-平日でも被災地支援

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   東日本大震災から2か月。復旧、復興は遅々して進まない。司会のみのもんたが冒頭から声を強めた。

「震災以来2か月、毎日このニュースを取り上げているが、国民一人ひとりがなぜもっと動かないのか。政治の責任もあるが、毎朝報道していて、僕なんか、最近そう思うようになりましたよ」
一人でも多くが参加

   その声に直接こたえたわけではないが、ボランティア休暇制度を設ける企業が出てきた。「「朝ズバッ!ニュース 目のつけドコロ」コーナーで取り上げた。

JR東日本は「やまびこ」自由席半額

   岩手県陸前高田市。被災地では瓦礫の撤去や泥の片づけがまだまだこれからだ。ボランティアの援助を受けた被災者は、「それはもう大変助かっています。私たちだけではとても無理です」。ボランティアに参加した青年も「こうした生の声を聞くと、もっと頑張ろうという気持ちになります」

   政府によると、5月の連休中、岩手、宮城、福島3県で活動したボランティアは8万人に上った。ところが、連休が終わると激減。陸前高田市の災害ボランティアセンターによると、連休のピーク時1日350人だったのが、いまは100人台に落ち込んだ。会社員は仕事に、学生は授業に戻ったためだ。

   そんななか、平日でも会社員がボランティアに参加しやすいようにとボランティア休暇制度を取り入れる企業がある。SMBC日興証券もそのひとつ。連続休暇制度とボランティア休暇を合わせて取ることができ、週末を利用すれば、16日間の休暇が可能だ。震災1か月後の4月12日(2011年)に導入、これまでに約20人が活用した。このほか、富士重工、トリンプなども導入している。JR東日本も5月14日から1か月間、盛岡~仙台から東京都内に戻るボランティア向けに、東北新幹線「やまびこ」の自由席をほぼ半額にするという。

一方、国会議員の視察ラッシュに地元迷惑顔

   コメンテーターの三屋裕子(スポーツ・プロデューサー)「日本はひとつの合言葉のもと、1人でも多くの人が参加してほしいですね」

   この話題のあと、「朝刊チェック」のコーナーで読売新聞の「視察ラッシュ 被災地困惑」という見出しがみのの目に止まった。「国会議員の視察が相次ぎ、地元が対応に追われ困っている」という記事だ。

   みの「視察もいいけれど、せっかく視察に行くのなら、1日でも半日でもボタンティアをやってみてくださいと言いたい。そして、なるほどこれが実態かと大変さを肌で感じてほしい。それが本当の視察ですよ」

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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