シラス漁最盛期!安値に泣く茨城・大洗町漁協「もう廃業しか…」

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   きのう(2011年5月18日)、茨城県の漁業協同組合が東京電力に4億2600万円の損害賠償を請求した。12組合1支所の620人分の3月の休業補償だ。風評被害と4月以降分については今後になる。

   大洗町漁協で井口成人レポーターが聞いた。これまでのところ、基準値以上の放射性ヨウ素などを検出したのはコウナゴだけだが、いま盛りのシラス漁も風評による安値に泣いていた。取材中にも「もう廃業しようか」という声が出ていたという。

   井口は検査のやり方にも目を向けた。いま行われているのは、ヨウ素とセシウム検出のための簡易検査で、県水産試験場で頭、内蔵、骨を取り除いた(前処理)ものを、放射能監視センターに持ち込んで測定する。カタクチイワシからは基準値よりはるかに低い微量のセシウムだけ。ヨウ素は検出されなかった。しかし、日本人は丸焼きで頭や内蔵まで食べる。この部分は大丈夫なのかというわけだ。

基準値以下でも風評被害

   元IAEAの海洋環境担当だった本多照幸・東京都市大教授が解説した。骨にたまりやすいストロンチウム90など他の物質を考えると、筋肉だけでなく全体を検査したほうがいい。また、「生物濃縮」といって、プランクトンから大型魚にいたる食物連鎖で汚染が濃縮されたものを最後に人間が食べるという構図もあるという。本多教授が「海水の汚染が薄くなったあとに濃縮は起きる」といったのが気になる。人の口に入るのは遅れるわけだ。また玉川徹ディレクターがどれほどの濃縮になるのかを聞いたが、そこの説明はいまひとつ要領を得なかった。

あいまいだから中途半端

   玉川は「基準値以下のものなら数字を出して安く市場に出すべきだ。私の両親なんか70過ぎているから、そういうものでいいといっている」

   司会の羽鳥慎一「あいまいだから中途半端になる」

   松尾貴史(タレント)「気にしながら食べてもおいしくない。絶対安全だよと太鼓判押してほしい」

   まったくだ。「とりあえずは安全です」なんていわれて、食う気になるものか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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