ジャニーズだらけに一石!長谷川イケメン先生ユニークさ買える

印刷

「鈴木先生 第4回」(テレビ東京)2011年5月16日22時~

   テレビ東京の連ドラはおしなべてユニークだ。死刑囚の日常を描いた「モリのアサガオ」もよかったし、今回の鈴木先生も題名の平凡さとは裏腹に内容は変わっている。前期も今期も定番の1つの学園ドラマであるが、原作がコミックだけに、鈴木先生(長谷川博己)が、腹の中で思ったセリフを画面に文字で書いたりする型破り。
   NHKの「セカンドバージン」で一躍、超有名イケメン俳優の仲間入りをした長谷川博己が、眼鏡を掛けて、今時はやらぬループタイをした中学教師になる。本人も合コン頼みの独身者なのに、今時の中学生は小学生の女の子にセックスをするわ、1人の美少女・小川蘇美(土屋太鳳)に5人が懸想するわ、と問題ばかりおこす。
   4回は秀才の男子生徒が大の方のトイレに入っていたことを女生徒にからかわれて喧嘩になる顛末。切っ掛けは女生徒が長靴を履いてきたのを「親の言いなり」ととられてゴタゴタする他愛もないことなのだが、そういえば筆者も中学時代はつまらないことで世の終わりのように悩んだものだった。ディテールは面白いのだ。
   残念ながら視聴率は超低空だがプロには評価される視点もある。ザラザラした画面作りなど演出が映画的で、監督の主張でもあるのだろうが、タイトルの目立たなさといい、画面の見えにくさといい、見てもらってナンボの連ドラとしてはいささか不満だ。どっちを向いてもジャニーズだらけのテレビ界に一石を投じた価値は認める。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中