どっちがウソついてる?原発「海水注入中断」の政府と安全委

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   はたして、どちらが真実を語っているのか。東京電力・福島第一原子力発電所事故で、事故翌日の3月12日(2011年)に海水注入を一時中断した問題。一昨日(5月21日)、政府は内閣府原子力安全委員会の班目春樹委員長が「海水注入は再臨界の危険性がある」と菅直人首相に語ったとのを受けて中断したと発表した。これに班目が「そんなことは言っていない」と反論。「朝ズバッ!」は経緯を追った。

再臨界の危険性

   政府は班目の抗議を受けて、「再臨界の危険性がある」という班目の進言を「首相から再臨界の可能性を問われて、可能性はゼロではないとの回答をした」と発表を訂正した。コメンテーターの柿崎明二(共同通信政治部デスク)は、「これまでならこんな騒動は起きなかったが、班目の科学者としてのプライドが許さなかったのではないだろうか」と解説。八塩佳子(学習院大学特別客員教授)は「班目氏は再臨界の可能性を話したが、その中身の解釈の仕方が違っていたのではないだろうか。その場で、もっときちんと確認すべきだった」とはなす。

もっと大事な問題が

   司会のみのもんた「たしかに言った、言わないという問題も大事だろうが、55分間の海水注入中断の意味をもっと重く考える必要がある。もし、注水を継続していたら、事態はここまで深刻にならなかったかも知れない」

   これまで原発は安全・必要と言ってきた安全委員会委員、経産省・保安院担当職員をそのまま事故対策に当たらせていることがおかしくないか。原発は危ないと言ってきた学者や技術者に入れ替えなければ、責任逃れの事故対応しか出てこない。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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