必須になった小学校英語授業-教えられる先生がいない!
2011.05.24 17:00
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教えるのは英語でなくコミュニケーション
松山大学大学院の金森強教授は「先生方はとかく英語を教えてしまいがちだが、一番大事なのはコミュニケーション能力の素地を身につけること。相手の気持ちを推し量り、いかにこちらの意志を伝えるかを工夫することだ。さらに、この制度についても、「英語のモデルではなく、コミュニケーションのモデルを学ぶこと。伝えたいことがあるから言葉を選ぶ、フレーズを選ぶ。それを英語で伝えられた達成感が次の段階の中学につながる」と話す。
長いこと日本の英語教育は読んで訳すことだった。だから「読めるけどしゃべれない」か、「読むのも嫌い」ばかりだ。これからの子どもたちは英語が生きた言葉であるという実感からスタートする。これは大きいはずだ。正直、ちょっとうらやましい。
*NHKクローズアップ現代(2011年5月23日放送「教壇に立つのはだれ?~小学校・英語必修化の波紋~」)ヤンヤン
文
ヤンヤン