「香取慎吾」張り倒したくなる甘ったれ演技―ゲック低迷さもありなん

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「幸せになろうよ 第1回~第6回」(フジテレビ)2011年5月23日21時~

   フジの看板番組であるゲック(月曜9時)にヒット作が出なくなって久しい。今回の結婚情報センターの高倉純平(香取慎吾)の話もひたすらつまらない。結婚相談所に入会した無愛想だがスタイル抜群の柳沢春菜(黒木メイサ)を、会員で気の弱い小松原に紹介しながら、純平は自分が春菜を好きになってしまう。加えて、相手の条件は「美人」だけというイヤ味なイケメン弁護士(藤木直人)が、実は春菜の元カレだったとわかり、ややこしい関係になっている。
   原案は井上由美子らしいが、いかにも合コンの事情や結婚相談所をリサーチして机上で作ったという筋書で、登場人物のどの人にも共感する部分が少ない。また、香取慎吾が、例のべチャッとした喋り方で、30歳もとっくに過ぎて「甘ったれるんじゃねえ」と張り倒してやりたくなるような出来具合で、見るのに努力がいる。
   先頃、うららかな晴天の日に、新宿御苑に散策に行った。メジャーなイギリス庭園やフランス庭園とは反対側の、人通りの少ない方へ歩いて行ったら、突如芝生の上に大勢の男女が普段着で座り込んでいて、何となく異様な雰囲気である。筆者はてっきり新興宗教の例会か何かかと思ったら、実はこれが集団見合いというか、中年の合コンらしいのであった。華美にならないために、会場は公園を選び、参加者が地味にやるルールなのらしい。家庭人には想像もつかないが、ドラマのテーマになるほど世は紹介ばやりなのであろう。

(黄蘭)

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