由紀さおり「お母さん童謡歌って」―圓歌が本物見せる良質の30分

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「三遊亭圓歌の演芸図鑑」(NHK総合)5月29日5時15分~

   この4月にスタートした日曜早朝の演芸番組。三遊亭圓歌がナビゲーターとなり、毎回2、3組が芸を披露。ほかに圓歌とゲストとのスペシャル対談がある。この日のラインナップはWモアモア、春風こうたふくたの漫才、古今亭菊之丞の落語「紙入れ」、そして圓歌とゲストの由紀さおりによるトークだった。ゲストは2週ごとに変わり、これまで桂歌丸、夏樹陽子というほかの番組では決して見ることの出来ないマッチングだ。
   ちゃぶ台や茶ダンスがある古き良き日本のお茶の間のようなセットで、由紀がまだ童謡歌手だった子供の頃に一緒によく巡業していたと、50年以上も前のことをつい昨日のことのように語る2人。由紀は今、姉と2人で童謡唱歌を歌うことをライフワークにしているが、「今の若いお母さんたちは自分の好きな歌を聴くから、小さい子供たちもみんなそれになってしまう。日本にはいい童謡がたくさんあるんだから、小さな子供にはそういう歌を教えてあげて」と若いお母さんたちに話をするという。
   童謡「しゃぼん玉」の「しゃぼん玉とんだ、屋根までとんだ」をしゃぼん玉と一緒に屋根も飛んでしまったと勘違いしていたり、「ふるさと」の「うさぎ追いし」を「うさぎ美味し」と勘違いしている子供がいるという笑えない笑い話もしていた。
   30分の短い番組だが、その中でホンモノの芸を見せる良質な番組だ。長く続いて欲しいと願う。

(白蘭)

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