1年前も「小沢の空振り三振」虚像に振り回されたワイドショー

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<1年前のワイドショー通信簿>菅内閣の不信任決議案騒ぎは、民主党造反グループの「総退却」でダブルスコアで否決された。前夜(2011年6月1日)、「菅下ろし」で気勢を上げた小沢系70数人の議員たちは何だったのか。実は、小沢一郎元代表の「空振り三振」は今度ばかりではない。1年前にも同じようなシーンがあった。

   「菅直人に乗ろうとしたが乗れなくなった『小沢一郎の誤算』」(2010年6月4日TBS系「朝ズバッ!」)といわれた鳩山後継を決める民主党代表選挙だ。事前には小沢グループは樽床伸二議員を担いで150人からの大勢力といわれたが、最後は今回同様、自主投票となって菅直人の圧勝となった。それでもワイドショーは「小沢サイドは9月の民主党代表選に照準?」(日本テレビ系「スッキリ!!」)と小沢の「虚像」を信じたが、菅直人と小沢一郎の対決となった9月の代表選は小沢の大敗で終わった。

   今回の「不信任案反乱」もワイドショーは当日朝まで「否決か、可決か」「否決で解散か、総辞職か」とやっていたが、永田町ではすでに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」で、小沢の締め付けはほとんど効かなくなっていた。ワイドショーは菅の「退任時期」のメドをめぐってまだまだ一波乱を期待するが、世論は完全に「いい加減にしてくれ!」。与野党、民主党内とも、騒いだ方が負けである。(テレビウォッチ編集部

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