「反町隆史」実生活滲み出る父親役-ワーストなんかじゃないぞ!週刊文春さん

印刷

「グッドライフ 第1回~第7回」(フジテレビ)2011年5月31日22時~

   週刊文春5月19日号で今井舞という人が、当作品について今期連ドラのワーストワンの1つとばかり、ボロクソにこき下ろしている。なんとも心の貧しい人だ。筆者は難病もののドラマには「素材におんぶした安易さ」があるとして厳しいのだが、この作品に関して最悪だとは決して思わない。関西テレビ独特の個性もある。
   仕事だけのモーレツ新聞記者だった澤本大地(反町隆史)が、妻(井川遥)に出て行かれた後で、1人息子の羽雲(加部亜門)の白血病発病を知り、会社も辞めて必死で見守ってやる話である。7回では韓国の白血病の権威(チョン・ウソン)とのかかわりが出来て骨髄移植のドナーが見つかり、手術にも成功するが、実は大地自身が末期の膵臓がんであったというところまで話が進んでいる。
   想像するに、今までの難病ものドラマのように、子供が死んで愁嘆場を描くことにはせず、未来ある羽雲(わっくん)は移植成功で生き延び、父親の大地が亡くなる。つまり、いずれにしても別れが待っている筋書になるのだろう。泣かせドラマの定石ではあるが、筆者がワーストドラマだと思わない理由は、入院してからの父子のやり取りの細やかな描写に納得させるものがあるからである。
   反町隆史は近頃の連ドラで失敗してきた。今回は自身が2児の父である経験が演技に滲み出ていて、息子への複雑な哀惜感情を抑えた表情で描き出す。実生活での父親が彼を成長させたのに違いない。

(黄蘭)

採点:1
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

J-CAST Blog 略して「Jブロ」
J-CASTがオススメするブログを紹介!
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中