見どころはデイモンとブラントだけ―何も起こらない失速アクション

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(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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アジャストメント>主人公デヴィッド(マット・デイモン)はスラム育ちながら、将来を嘱望されてる若手政治家だ。ある時、エリース(エミリー・ブラント)という美しい女性と出会い運命を感じるが、「運命調整局」と名乗る謎の男たちが現れデヴィッドは連れ去られてしまう。

   主演は「ボーン」シリーズのマット・デイモン、監督はジョージ・ノルヒィ、原案はSF作家フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化である。

面白い設定もシーン繰り返しで期待はずれ

   デヴィッドとエリースは初め激しいキスだけを交わし別れてしまう。次に会ったのはバスの中で、その時からスーツ姿に帽子をかぶった謎の男たちに追われることになった。男たちは「運命調査局」という存在によって、人類の運命はすでに決められているという。ここまでは非常によくできた物語で、話もわかりやすく観客の期待はふくらむ。

   ところが失速してしまうのだ。これだけ面白い設定なのだから、この先いろいろと起こるはずと見ていても、すべてがすんなりと流れてしまう。運命調査局の局員もデヴィッドに簡単に見つかっては逃げられ、かと思えば、上層部の局員にデヴィッドが丸め込まれたり…。同じようなシーンが繰り返され、退屈になってくる。

   たしかに、デヴィッドが逃げながら街を疾走するシーンは臨場感に溢れ、一流ダンサーを目指すエリースの美しい身体と官能的なダンスも魅力である。ただ、見終わった感想は「何か足りない」。もうひと展開欲しいのである。

おススメ度☆☆

PEKO

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