NHK「おひさま」なぜか福島で高視聴率―理由わかった!

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   NHKの朝のテレビ小説「おひさま」が福島県で飛び抜けて視聴率が高いことが話題になっているが、どうやらその理由がわかった。ビデオリサーチが発表している全国各地区の視聴率で、東京は18%前後、ドラマの舞台になっている長野でも平均27%前後だが、福島は28%以上、時には30%を超えることもある。仙台も関東よりかなり高い。ヒロイン役の井上真央は「被災地の方々が大勢見てくださっている。これ以上のやりがいはないと思っています」と語っていた。

   それにしても、ストーリーに福島は出てこない。高視聴率はなぜなのか――。福島県のある農家はこう話す。

「ウチは内陸部なので地震の被害も、津波の被害も受けなかったけれど、田んぼに引く水が一部止まったままなんです。田植えもいつもの3分の1しかできません。いつもだったら農作業に出る時間になってもやることがないから朝からテレビ見てるんですよ。周りのウチもみんなそうだね」

   船が流され、加工場が破壊された沿岸部の漁業関係者も、仕事がないということではもっと深刻だろうし、操業停止になっている大手企業の工場も少なくない。そうした人々が朝から「おひさま」を見ているということらしい。NHKは複雑だろうが、仕事や生活が元に戻って、東北地方で「おひさま」の視聴率が下がるようなことになればいいのだが…。(テレビウォッチ編集部)

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