「ホットスポット」放射線が強くなる「風向きと雨」

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   東京都はきのう(2011年6月15日)から都内100か所で放射線の測定を始めた。公園、小学校など子どもが多い場所で地上5cmと1mを測る。

   都はこれまで新宿のビルの上で測定してきたが、実態と違うのではないかという懸念に応えたものだ。きのうは12か所で測定されたが、とくに高い値は出なかった。測定は都内全域で行われ、結果はHPで公表する。ただし、測定は1回だけ。

   司会の小倉智昭「いいことですよ。できれば同じ時間に同時に測ったらいい」と言うが、笠井信輔アナは「測定器がないんだと思います」

   すでに独自に測定を行っているのは足立区など9自治体。これから実施すると決めたのが12、 検討中が13。とくに足立区は毎日1回、5か所で実施している。さらに、都から測定器を借りて幼稚園や学校など752か所でもやってみるという。

   小倉「土壌汚染とかいうと、独自にやるしかないかも」

   福田和也(作家)「足立区はわりとフラットだが、文京区とか複雑な地形のところはよく調べた方がいい」

3月21日の雨で地上に落下

   土壌汚染では原発から遠いのに高い線量が出ているのも不安だ。汚染マップを作った筑波大アイソトープ総合センターの末木啓介准教授は、3月末(2011年)から5月にかけて、110か所の土を採取した。それによると、原発北西の飯館村から福島方面が高く、南は福島と茨城の県境から栃木にかけてが低い。茨城南部や千葉の一部では、放射線管理区域の基準と同じ1平方メートルあたり4万ベクレルの放射性セシウムを検出。流山や取手は原発からは200キロも離れている。

独自調査しかない

   これらホットスポットの原因を、末木准教授は「風向きと雨だ」という。風向では、事故のあった3月11日のあと、北東の風で関東地方に大きく流れ、その後は南東の風、さらに西風で太平洋へと日を追って大きく変わっている。

   雨については、事故後の3月21日に降っているが、このとき空気中に漂っていた放射性物質が地上に落ちてきたという。記録を調べると、12日に3号機から灰色の煙、2号機から白い煙があがった。そのときの風は北東だった。

   小倉「単なる白い煙じゃないんだ」

   笠井「人体への影響を表すものではないが、結局は細かく測定して納得するしかない」

   小倉「こういうのが流れると、一般への影響が大きいかもしれないが、やはり情報は包み隠さず出してほしいものです」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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