福田沙紀「告らせ屋」―設定凝っているのにすぐ読めちゃうストーリー

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   <失恋保険~告らせ屋~12話(日本テレビ系2011年3月23日よる11時58分)>上戸彩がアタックNO.1の主演をしていた頃は、主題歌を務めたして『ポスト上戸彩』的な扱いだった印象の福田沙紀だけど、「ライフ」で北乃きいが演じた主人公をいじめ倒す役をやった時は、演技けっこう上手いなぁと思っていたのに、今度はいまいちぱっとしないのは何でなのかなぁ。

   別れさせ屋というのは聞いたことがあるけれど、告らせ屋は難しそうだなぁ。というか、何だかややこしい。好きな人(付き合っているいないにかかわらず)からフラれたら、掛け金の10倍の補償で癒してくれるという保険。加入できるかどうかは、四つ葉神社宮司のトラコ(古田新太)が決め、加入者は「指定された日時と場所にて告白すること」を義務付けられる。

おネエ言葉でいい味出してる古田新太

   木曜ミステリーシアターという枠にある割に、あまりミステリー要素も見当たらず、ちっとも入り込めない。今回の加入者はゲストの南沢奈央が演じる地味なOL・舞子で、片思いの相手は殺人事件の容疑者の圭介。警察に追われる圭介を舞子がかくまっている。舞子は圭介と偽造パスポートで一緒に逃げようとするが、圭介が出頭の意思があることを知った調査員のルーク(城田優)は、舞子にそのことを気付かせようと、圭介に働きかけて告白の舞台を用意する。

   おネエ言葉を話すトラコ演じる古田新太はけっこういい味出しているし、城田優もクールな役柄は似合っているし、そこにからむ人情派調査員・丸山円(福田沙紀)のバランスも悪くない。でも、この保険屋が金儲けでやってるのか、片想いを成功させて人を助けたくてやってるのか、もっとハッキリしてた方が面白そう。

   設定は凝っているのに話も読めるし、舞子と圭介がお互いの孤独を埋め合うようになっていった過程も大雑把だし、そんなだからかゲスト出演の役者も棒読み感がぬぐえない。昨年この時間帯にやっていた木下部長とボク、日本人の知らない日本語、FACE MAKERなんかは面白かったので、次クールの名探偵コナンに期待!

(てらっち)

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