「仁」最終回「時空ワープの恋物語」エピローグ面白い

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「JIN~仁~最終章後編」(TBS) 2011年6月26日21時~

   過去のシリーズで消化不良のわけのわからん結末に頭に来ていた視聴者は、今回こそスッキリするだろうと期待して見た結果が、平均視聴率26.1%という高ポイントに繋がった。お蔭で追走していた裏番組の「マルモのおきて」は今回ズドンと落下した。まるで天秤棒だ。テレビを見る一定量のドラマファンを食い合っている。

   最終回の出来具合だが、まあまあの結末であった。官軍に追われた過激派が彰義隊を結成して上野のお山に逃げ、そこで官軍とドンパチやった事件を取り込んで、橘恭太郎(小出恵介)もその戦争に参加する設定にしてある。橘家の跡取り息子を死なせてはならないと妹の咲(綾瀬はるか)が探しに行ったところで鉄砲に撃たれてしまう。

   例によって南方仁(大沢たかお)は上野に出っ張って戦争の怪我人たちを治療するのだが、咲の怪我は化膿して命も危なくなる。自分の脳腫瘍による酷い頭痛も耐えられないほどになり、死期を悟った仁は仁友堂の仲間に知識だけは残せるといって講義を始める。頭の中で鳴り響く亡き坂本龍馬の声に導かれて、ついに仁は公園で倒れた救急患者として現代へ戻って手術され助かるのだが・・・・。

   エピローグが面白い。江戸の町と似た通りに橘醫院という看板を見つけ、そこの女性(中谷美紀)から咲らの後日談を聞くばかりか、「〇〇先生へ」と宛名書きされた咲の仁宛の恋文までもらう。つまり、大騒ぎした時空のワープは仁と咲の壮大な恋物語であったのだ。

(黄蘭)

採点:1.5
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