菅首相「脱原発宣言」本気か?延命パフォーマンスか?

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「計画的、段階的に原発依存度を下げ、原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく」

   退陣を前に菅首相が13日夕(2011年7月)の記者会見で脱原発宣言をした。脱原発の具体的方法も道筋も示さず、なぜ突然の「脱原発宣言」だったのか。

「大きな原発事故を経験した総理の責務ではないかと思う」

   菅はこう説明したが、いずれやってくる退陣時期を前に、今しか思いを伝えるチャンスはないと思ったのだろうか…

サミット時の発言と違いすぎる

   北川正恭(早稲田大大学院教授)は「方向はおそらく皆が考えていること」としながらも、次のように苦言を呈した。

30分後には…
「残念なのは、大問題なのに総理の発言の仕方が軽すぎること。総理は国民の生命、財産を預かる最高責任者なのだから、こういった発言をするときは、できない場合を想定するとか、前のめりになり過ぎないようにとかを配慮しないといけない。それを心配する」

   司会のみのもんたは「菅さんは言ったことを30分後に、『ごめんなさい、さっきの話なかったことにして』という人らしいですよ」と皮肉った。

   金井辰樹(東京新聞政治部次長)は「30分後かどうかはともかく、少なくとも先のサミットの時に、(原発の)安全性を点検して4本柱としてやると言っていたのとは違う。朝令暮改といえる」

   こういう大問題を進めようとすると、周りに配慮ばかりして結局は既得権益を持つ強い抵抗勢力に押しつぶされてしまうのが常だった。菅の場合、どこまでがパフォーマンスで、どこからが本気なのかわからないのが悩ましい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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