相次ぐBPO注意書公表「ヤラセ」番組―制作予算節減で「手抜き」横行

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   今年(2011年)になって放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理違反による意見書公表が続いている。2月にはフジテレビ系「Mr.サンデー」、5月には日本テレビ系「ペットビジネス最前線」、6月にはBS11「『自』論対論 参議院発」、そして今月(7月)もテレビ東京系「月曜プレミア!主治医が見つかる診療所」と毎日放送系「イチハチ」といった具合だ。BS11の番組をのぞけば、すべて「ヤラセ」が問題にされた。関係者を客に仕立てたり、事実と異なっていたりだ。何度も問題にされながら、ここへ来てヤラセが増えているのはなぜなのか。制作現場の予算削減が影響しているという。

   「とりわけバラエティー番組の予算の削られ方は凄まじい。20%カットは当たり前で、半分近くにされる番組も少なくありません。当然、それは現場や制作会社にしわ寄せがいく。減収となった制作会社は本数でこなそうとするから、スタッフ的に無理でも引き受けてしまいます。多くの仕事を抱えたスタッフは、事前のリサーチはそこそこに、とりあえず話のつじつまが合えばいいやという作りになってしまうんです。そして、取材に時間をかけられないから、ヤラセでごまかすということが発生する。バレてないヤラセはいっぱいありますよ」(テレビ番組制作会社プロデューサー)

   節電ということもあることだし、1日の放送時間を短縮して、スポンサーの付く質のいい番組だけに絞ってカネをかけるということを考えてもいい時期なのではないか。(テレビウォッチ編集部)

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