大相撲の地盤沈下-NHKの張り切り空しい寒々しさ

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「大相撲名古屋場所 初日~3日」(NHK)2011年7月12日15時20分(BS1)~、17時5分(総合)~

   正直言うと大相撲には全く興味がないし、大男の外人だらけは見ても面白くない。しかし、半年ぶりの中継再開とあらば、(てれび見朱蘭)子としては見ないで文句を言うわけにはいかない。クソ暑い午後の時間帯、昼寝でもしたいのに我慢して見たのだ。寒々としたものを感じた。客席はガラガラ、新記録達成だとアナウンサーが煽る割には負けてばかりの魁皇、白鳳1人頑張っても盛り上がらない。
   NHKは地盤沈下が困るのか、機関誌ステラで「中継再開!」とデカい特集を組み、今年はスターの現れる年だと書いている。誰のこっちゃ。琴奨菊や鶴竜に注目らしいが、筆者は意地悪なので別のページに目が行く。大相撲の特集の隣りのページが、丸ごとNHKエンタープライズ・ファミリー倶楽部という組織の広告で、ここでは、大相撲大全集というDVDを、なんと39,900円もの高額で売っているのだ。ハテ、NHKは受信料でまかなわれていて、金儲けをしたらいけないのではなかったか。こら、NHK会長、答えろ!
   NHK本体は儲けてませーんという言い訳は通らない。エンタープライズにしろエデュケーショナルにしろ人間は出向であるし、金は本体が得するようになっている子会社だ。ひと頃のNHK叩きが沈静化したからといって筆者の目は誤魔化せないぞ。八百長問題も解決とは程遠く、初日の理事長挨拶も空しく聞こえた。国民にあまねく疑念が残っている今、放送局だけ張り切っても砂上の楼閣である。

(黄蘭)

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