水の事故シーズン!ペットボトルやスナック菓子の袋が命を救う

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   夏休みも本番に入り、子どもたちの水難事故が多発する季節だ。昨日(2011年7月25日は)は福岡県八女市の川で遊んでいた6歳の女の子が溺れて死亡、これを助けようとした父親も亡くなるという痛ましい事故があった。「スッキリ!!」はこれまでも何回か水難事故を取り上げているが、今回は日本赤十字社神奈川県支部が開催した親子で体験する水難防止の講習会をもとに、改めて水の事故から身を守る方法を紹介した。

服やクツ身に着けてると浮きやすい

「勘違いしていることがありました。服や靴は身に着けている方が浮きやすいのですね」
小学校で教えて

   司会の加藤浩次が驚いたように言う。衣服を着ていたり、靴を履いていたりすると動きが取れなくなり、より危険だと思いがちだが、実はそうではない。服と体の間に空気が入って浮力が働き、水着の時より浮きやすくなるのだ。靴も同じで、裸足よりも浮きやすい。水難学会の実験でもそのことが実証されている。

   溺れそうになったら、命を守る第1のポイントは背浮きだ。ラッコのように仰向けになり、腰を伸ばして力を抜く。そうすると、自然に体が浮き、水面から口と鼻が出るので呼吸ができる。こうして救助を待つのだ。

   浮きを助ける意外な道具も紹介した。ペットボトルやランドセルが効果的という。1リットル入りのペットボトルだと1キログラムの浮力があり、これを胸に抱えて仰向けになると十分浮く。ランドセルは背負っていてもいいし、お腹のあたりに置いてもいい。未開封の大き目のスナック菓子の袋も役に立つ。

普段から慌てぬ練習

   子どもの水難事故が多いのは海より河川だ。半分近くが河川で起きている。河川は流れがあり、下が見えにくく底が滑りやすいからである。コメンテーターのロバート・キャンベル(東大教授)は、「どこが危ないか、どうすれば助かるか、小学校で徹底的に教えてほしい」と話す。

   加藤「川で遊ぶ時も靴をはいたほうがいいですね」

   川や池に転落したり、深みにはまったりした時も、慌てず背浮きの状態で待つのが鉄則。とはいえ、この「慌てない」が一番難しい。ふだんから訓練が必要だろう。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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