「吉本抜きバラエティー」なれ合いじゃないやり取りに新鮮味

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「キカナイト」(フジテレビ)2011年7月19日23時~

   何度かの特番を経てこの7月からスタートした新番組。さまぁ~ず大竹&三村、バナナマン設楽&日村、おぎやはぎ小木&矢作、アンタッチャブル山崎、有吉弘行のレギュラー8人がゲストから話を聞くだけのシンプルな番組だ。
   特徴といえば、話し手のゲストより聞き手のほうが多いこと。さらにもうひとつの大きな特徴といえばレギュラー陣の中に吉本の芸人がひとりも混ざっていないこと。どのチャンネルを替えても吉本芸人とジャニーズと韓流だらけのテレビにあって吉本勢がひとりもいないのは貴重だ。無駄に声を張ったり、早口でまくしたてることもなく、オーバーなリアクションをしたり、隙あらば前へ前へと出てくる吉本芸人の芸風とは違い、この番組の人たちはうるさくないのがいい。
   この日のゲストは吉本芸人のオリエンタルラジオの藤森。出演者の吉本率が高い番組の場合、それぞれの芸人の取り扱い説明書を全員で共有するようなところがあり、良くいえばチームワーク、悪くいえば馴れ合いな感じになりがちだが、そうではなく、お互いに適度な緊張感を持っていながらのやりとりが新鮮。
   惜しいのは、たいして面白くもなかったのに、先週と今週、2週にわたって同じゲストだったこと。1時間分収録し、30分ずつ2回に分けて使おうなどというセコい考えでは面白い番組は作れない。

(白蘭)

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