布袋寅泰「オラオラ系じゃないよ。家では朝7時に起きて家事」
「『トークッス』コーナー始まって以来の大物アーティスト登場」という。現れた布袋寅泰はストライプ の入ったダブルのスーツで決めていた。大柄な司会の加藤浩次ですら小さく見える。
「なぜスーツを?」に「音楽でいうと、ブルースとかロックンロールのベーシックなコードみたいなもので、そこから遊びがあったり飲みにいったり…」と話す。
キャスターのテリー伊藤「素材で変わりますね」
で、いつもの「はまっているもの=プレゼント」もネクタイだった。
「食事作ったり、掃除したり、娘と過ごしたり…」
視聴者からの質問は「家庭生活は?」「どんなお父さん?」。布袋といえば、やや強面のギタリスト、ロックンローラー。街の声を聞いても「亭主関白」 「家でもスーツ」「オラオラ系。怖そう」「授業参観に来てほしくない」(笑い)
布袋「みなさん、誤解なさってますね。少なくともオラオラ系ではない」
加藤「変わりましたか(大笑い)。そういうイメージで聞いてましたよ」
布袋「それを作ったのはボクですけどね(笑い)。家事もしますよ。食事を作ったり、掃除したり、娘もいますから。9歳です」
加藤が「うちよりひとつ下だ」
ここで家の写真が出た。外光が入る明るい洋室に「Happy Birthday」の飾り付けがある。
加藤「イメージと違って、明るいじゃないですか」(笑い)
布袋「会社に行く仕事ではないので、時間があれば、なるべく一緒にいるようにしてる」
加藤「彼氏とか連れてきたら…」
布袋「そういうことはないことになってる」
加藤「いやいやボクは心配。15歳くらいで…」
布袋「自分の人生まだですけど、出会いだから、いい人と幸せになってほしいと思います」
テリー「ギターでガンとやるしかない」
加藤「挨拶代わりにぶんなぐるとか」(笑い)
布袋「朝も7時には起きますし」
妻に怒られると「妙な緊張感」
今回は占いはなしで、そのまま質問続行。
――ギターは?
「家ではあまりあまりやらない。イメージはしてますが」
――何本くらい?
「100本は切りましたかね。30年やってますから」
――娘さんには?
「ピアノもギターも教えてない。やりたくなったらやればいい。ボクもそうだけど、やれやれといわれるとやりたくない」
――奥様から影響受けたことは?
「真面目な人だから、物事をじっくり見るようになりましたね」
――家の中が常に明るいような感じがする。
「緊張感ありますよ。怒られたりして」
――怒られる?
「妙な緊張感ありますよ」(笑い)
30周年で「ALL TIME SUPER GUEST」というアルバムを出す。8月17日発売(2011年)。仲間たちとのコラボ集だという。Dragon ash、RIP SLLYME、シド、コブクロ、今井美樹、大橋トリオなどなど。「30周年に花束もシャンペンもいらない。代わりに1曲づつボクの曲を歌ってくれないかと」いうことなのだそうだ。7日には「ベストヒット・インUSJ」ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの野外特設ステージ。Char、今井美樹、大橋トリオがある。