福田沙紀「男でも女でもない性」カミングアウトした相手は…

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IS~男でも女でもない性~(テレビ東京系月曜よる10時)>IS(インターセクシャルの略)とは、身体的な性別を男性とも女性とも分類できない状態のことらしい。出生時に生殖器が明らかに特異であると診断される場合もあれば、第二次性徴を迎えてわかる場合など、症状も人それぞれで、さらには「自分が男か女か」という性自認もそれぞれであるという。

   性同一性障害が「実際の身体の性別と自分が認識している性別が違う」という心の性の問題であるのに対して、ISは身体の性の問題になるのだろうか。

剛力彩芽に不思議な新しい魅力

   星野春(福田沙紀)はISとして生まれた高校1年生。戸籍は女だが性自認は男で、今まで男として育ってきた。しかし、身体は女性化が進行している。性は「男」と「女」の2つしかないわけではない。実際には様々なバリエーションがあって、理解はできなくても、「人それぞれ」を認めることって大事なことだと改めて思う。

   こういう意欲的なドラマは、押しつけがましく感じることが多いのだけれど、春の性格が素直で明るく(もちろん悩んだり苦しんだりすることはあっても)、家族の理解があるので、構えないで見られ、重い気持ちにならないドラマだ。福田の人生初というショートカットはかなり似合っているし、演技も上手い。男の子らしさがよく出ている。春の同級生の美和子役の剛力彩芽も、「大切なことはすべて君が教えてくれた」に出ていた時に、「美人ではないけど不思議な魅力がある子だな」と思っていたら、今回はロングヘアーでまたちょっと雰囲気の違う役で、かなり良い感じ。

「完全な女の子」求める母親の束縛

   第3回では、「女子高生」として入学した春が、美和子(剛力彩芽)に自分がISであることを打ち明ける。美和子は春が秘密を打ち明けてくれたと喜ぶが、次の日、美和子は学校を欠席していた。美和子は母親に監禁されていたのである。良家にありがちな子離れできていない母親の束縛なのか、美和子がタトゥーを入れたいと言うのもよくある反抗心なのかと思っていたら、違ったみたい。実は美和子もISで、母親は美和子を完全に女の子として育てようとしていたことがわかる。このあたりはかなりドラマ的な展開だけど、今後、春と美和子がどうなっていくのか気になる。

(てらっち)

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